製造業WEBコンサルタントの井上です。

今日は、関係先の製造業でほぼ100%WEB通販またはWEBからの問合せで成り立っている業務用資材メーカー(7年で6億円→20億円)で出てきた話を少ししたいと思います。

製造業で検索上位対策(SEO)ってどうするの?

SEO対策は色々ありますが、確認すべき重要なポイントはアナリティクスのセッション数(簡単に言うとクリック数)やページビュー数も現象の1つとしては重要です。ただ、セッション数やページビュー数を増やすためにどうするか?が重要になります。

まずは検索されるキーワードが適切に検索上位になることが必要になります。これが一番重要です。

ただある商品で検索されたい検索キーワード(パターン:複合キーワードという意味)が、商品特性から考えた場合100個(100パターン)あるとすると、めちゃくちゃ単純に考えると100ページほど必要になります。(1キーワード1ページ訴求の原則)

SEO対策の優先順位を検索ボリュームから考えていいの?

ここでSEO会社がよく取る手法としては、検索ボリュームの多い方から見ていきましょう、という全うなやり方が意外と罠にハマりやすいということです。

その理由は、製造業でも商品分類として消費財の場合は検索される量が多く検索ボリュームから見ていけばいいのですが、業務用とか工業用とか言われる商材はBtoBで更にニッチな製品が多く、圧倒的に検索ボリュームが少ないケースが多いです。私もSearch Consoleのキーワードプランナーなど参考としては見ますが、それだけでは対応しきれません。ニッチ業界・製品の場合は、検索ボリュームが数値として出てこない場合は殆どです。

業務用、工業用の製品等の場合は、ある特定のビックキーワードで検索1〜5位には入れますが、そのビックキーワードと合わせて複合的に使うキーワードでは、上位に出ないことが多いです。具体的に少し言うと、先程の会社とは違うのですが、

 「ステッピング モータ 振動対策」

このキーワードで現在は2位ですが、振動対策ページを作り検索で上がるようにした結果です。その振動対策ページが無い場合は上記のキーワードでは100位以内に入りません。

この分野では結構検索上位にきているサイトですが、複合キーワードで検索順位を上げたい場合でも「振動対策」を訴求できるページがない「ステッピング モータ 振動対策」で上位に上がることは難しいです。

このサイトの上記キーワードでは、もうしばらくすれば検索1位になるでしょう。(グラフのトレンドを見ると)

しっかりと複合キーワードを考慮したサイトづくりができてない場合は、下位の検索ページ(4ページ以降)に表示されません。

製造業におけるWEBマーケティングで重要なこと

製造業のような特定分野(ニッチ)の製品を作る会社の場合、そもそもWEBを作る時もSEO対策をする時も、WEB屋やSEO会社がその製造業の購買者になることは難しいです。他の消費財などは自分自身が購買者という立場からクライアントのWEBサイトを作ったり改善したりすることは可能です。ニッチ分野の業務用品や工業用品の場合は、顧客になることは難しく、購買者の気持ちになること難しいです。尚且、専門用語のオンパレードになり、深くクライアントやその製品を理解することが難しいです。

手前味噌になりますが、業種特化しているWEBの分かるコンサルタントが作るサイトが検索でも上がりやすい理由になります。(この製造業分野でWEBに明るく、クライアントの業務や業界に精通している人はかなり少ないですが。。。。)

要するに、製品や業界の理解をして、その合わせたWEBを作る(わかりやすく言うと、サイトマップ、サイト構成)ことが非常に重要です。これを無視して製造業のWEBマーケティングはありえません。製品や業界の事を理解出来ずにいるマーケティングコンサルやSEO会社は、かならずリスティング広告に逃げるパターンになります。そして、GRC(検索順位確認ツール)でキーワード別の検索順位の確認をクライアントの前でしないことが多いです。

何事もそうですが、ある目的を達成する為に改善を行うときに、現象がでてくる部分を押さえます。SEO対策ならキーワード別検索順位です。品質改善の場合は、流出数や不適合数から表せる不良率や歩留まりなどになるはずです。

更に、どのキーワードで検索してもらうべきかということもSEO対策の場合は考えないといなくて、それは業界や製品を理解して、その購買者の気持ちになることが重要になります。技術的なことがある程度わかる必要があると言うことです。

製造業の方は、WEBマーケティングでどの程度が自社ができているかの判定が難しく、社内で判断できる人がいなくて、付き合いのあるWEB制作会社などから聞いて、なんとなく納得しつつ高額な広告費を払っている場合も多いと感じます。

WEBマーケティングは自社の戦略を伝える場所であり、新規顧客との重要な接点の場です。また通販の場合は、まさに売り場になります。WEBの出来不出来で良い顧客との出会いもできずに、業績が大変だの、営業が新規取ってこれないなど嘆く会社が本当に多いです。WEBサイト、WEBマーケティングは、ニッチな製造業ほどやりやすいです。会社の機能としてWEBは重要な位置付になっていることを理解して、誰に頼むかがすべてを決めてしまいます。

良いパートナーと出会うことに力を注いでください。

まとめ

まとめ

●ニッチ分野の製造業は検索ボリュームからSEO対策を考える抜けができる
●製造業のWEB対策は業種・製品の理解ができる人に頼まないと最後は広告頼みになってしまう

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