増税後の4月の機械受注統計がでました。少し集計方法が変わったみたいです。

平成23年4月調査より、需要者分類等が一部変更となりました。(機械受注統計調査は携帯電話を含まない調査に変わりました。)

今回、全体の機械受注高が大幅に増えています。内訳を見ると、外需が前月70%以上伸びています。海外企業から「化学機械」と「船舶」の両業種に対して計4件、総額5000億円を超す大型受注があったようです。

日本の設備投資は大幅に伸びることは難しいですが、世界を見れば成長国、成長産業が多いのでグローバルな視点をもってビジネスをしていかないといけない時代に本当に入ってきています。

平成26年4月実績:機械受注統計調査報告

1.機械受注総額(季節調整値)の動向をみると、26年3月前月比4.0%増の後、4月は同34.8%増の3兆1,260億円となった。

2.需要者別にみると、民需は前月比2.1%減の1兆541億円、官公需は同40.5%増の2,971億円、外需は同71.3%増の1兆6,148億円、代理店は同27.3%増の987億円となった。

3.民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向を見ると、26年3月前月比19.1%増の後、4月は同9.1%減の8,513億円となった。このうち、製造業は同9.4%減の3,484億円、非製造業(除く船舶・電力)は同0.9%増の5,195億円となった。

機械受注統計 201404実績
機械受注統計(民需:船舶電力 除く) 201404実績
機械受注高 201404実績2
機械受注統計 201404実績