企業の賃金体系が、やはりどんどん仕事・役割給へ変わっていきますね。

成熟期において、年功的な要素で賃金が上がること自体が無理があります。ただ30歳までの賃金は当然適切に上昇させる必要があります。

どのような商品を扱っている会社かによって、粗利率(商品力)が決まってきます。その中での役割に応じた給与になるのは自然の流れ。

成長期のビジネスモデル前提の制度がこれからはどんどんいい意味で変化していくと考えられます。

更に、インターネットやロボットなどに置き換わってしまう仕事は、仕事すらなくなる社会になっていきます。

<パナソニック>賃金体系に「仕事・役割等級制度」導入へ

毎日新聞2月9日(月)20時51分

◇係長以下の一般社員、年功序列の要素を薄める パナソニックは9日、一般社員(係長以下)の賃金体系を4月に見直す方針を正式に明らかにした。賃金が仕事の役割の大きさに直結する「仕事・役割等級制度」を導入して年功序列の要素を薄め、従業員の挑戦意欲を喚起する狙いだ。ただ、実際に賃金に反映させる時期は来年4月から。賃金が前年より減る場合、年間の変動幅を最大で数%に抑える。