昨年末、シャープの番記者がある経営者に「シャープまた大変ですよ」と話があった。

それから約1ヵ月後、具体的な業績見込みが。連結最終黒字300億が、赤字300億へ。

小米科技(Xiaomiシャオミ)へのパネル供給で、JDI(ジャパンディスプレイ)との価格競争を仕掛け、日本勢同士でつぶしあっている状況があるらしい。

また小米科技(Xiaomiシャオミ)がその状況で両者を天秤に取り、価格競争を煽っていると。タッチパネル創造のウィンテックもダメになった。

日本メーカーは良い物を作るが、コモディティ化したあとは特に価格競争をして消耗する。次の手を常に考え手を打ってもらいたい。

国内のパネルメーカーは、国や金融機関中心に再編の流れになるそうだ。

<シャープ>300億円黒字一転…300億円赤字見通し発表

 経営再建中のシャープは3日、2015年3月期の連結最終(当期)損益が300億円の赤字になるとの見通しを発表した。従来予想は300億円の最終黒字だった。販売競争激化で主力の液晶事業の採算が悪化、テレビ事業も赤字となり、本業のもうけを示す営業利益が従来予想(1000億円)の半分の500億円にとどまる見込み。この結果、欧州の太陽電池事業縮小などに伴う特別損失をカバーし切れず、13年3月期以来、2年ぶりの最終赤字に転落する。売上高予想は2兆9000億円に据え置いた。(毎日新聞)