阿部首相が、日本商工会議所の総会挨拶で、地方創生の一環として、政府が発注する物品・サービスの契約で地方の中小ベンチャー企業を優遇する制度を創設する意向を表明した。

・地方のベンチャー企業の最大の悩みは販路の獲得

・創業10年以内の企業の商品・サービスについては、競争入札ではなく、随意契約で優先的に政府が調達する仕組みをつくり上げる

地方創生とベンチャーの育成は、政府の方針である。しかし、もっとほかの形で優遇ができないか検討が必要だ。確かに販路は開拓は重要ですが、良い製品を作ることに対してもっと優遇して、販路は自立していないと利権が膨らむだけ。

 

安倍首相、中小優遇制度創設へ−日商総会で表明

安倍晋三首相は18日午前、東京都内で開かれた日本商工会議所の総会であいさつし、地方創生の一環として、政府が発注する物品・サービスの契約で地方の中小ベンチャー企業を優遇する制度を創設する意向を表明した。今月発足した政府の「まち・ひと・しごと創生本部」で制度の詳細を詰める。(日刊工業新聞 電子版より)