産学官連携で技術開発に取り組む中小企業を支援する「革新的ものづくり産業創出連携促進事業」は、デザイン分野や地元以外に販路を広げる取り組みも対象とする。
ロボット関連では中小製造業やサービス産業に使いやすいロボットの導入実証に取り組むほか、人工知能(AI)などの技術開発を進めるとしている。もっともっと産業分野を支援すべきである。今年は、中小企業にも仕事が回り、急がし状態が続く。しかし、リーマンショック以降人員を絞り込んだ状態で仕事が増えてきた。設備投資にも時間がかかり、残業が結果として増える。その為、企業収益が減少する年になる。しばらくは、仕事はあるが儲からない状態が続きそうだ。

経産省、中小のモノづくり高度化に向け産学官連携促進−15年度予算で129億円
宮沢洋一経済産業相と麻生太郎財務相は11日行った2015年度予算に関する閣僚級折衝で、中小企業によるモノづくりの高度化に向けた産学官連携を促す経産省の事業に、129億円配分することで合意した。ロボットの開発や普及にかかわる経費は総額111億円とする。政府は14日の臨時閣議で同年度予算案を正式決定する方針だ。(日刊工業新聞)