製造業コンサルタントの井上です。

11月16日にファナック(株)の滝澤技師長様とロボットシステムインテグレーターの(株)ヤナギハラメカックスの柳原社長様とセミナーを開催致しました。

ファナック様は「ファナックロボットの最新技術と製造業におけるロボット活用の現状」について講演をして頂きました。

内容は、さすがファナックさんという感じです。

ファナックの工場には3500台のロボットが稼働しており、製品のほぼすべてをロボットが加工・組立をしています。

現状、一部、柔らかいものを組みつけたりする工程は自動化にはなっていない。技術的にはできるが、あとは工場に導入してペイするかどうかの判断で、まだであるということでしょう。

ファナックの工場を見た方は少ないと思いますが、先ほど書きましたがロボットだらけ。。。。未来です。

ただ、20年とかそれ以上時が経ったときには、間違いなく

「昔は、モノを人が作っていた時代があったんだ」

と思う時が来るはずです。すべてでないにしろ。

ファナックの工場は壮大ですね。黄色のロボットが一生懸命働いてます。

ビジョンセンサや力センサが使われ、知能化が進んでいますね。ロボットが画像でワークをロボットが判断して、搬送したりします。

東大の松尾教授が言われている「機械に眼がつく」、今後はカンブリア爆発がロボットの分野で起こることを実感します。

ただ、ロボットは凄いのですが、万能ではありません。特に、モノを掴むことに関して。

ロボット導入でネックになるのは、導入コストもそうですが、ワークが掴めるかどうか重要になります。

掴めなかったら、運べないですから。

この辺りを食品のロボット化に強い(株)ヤナギハラメカックスの柳原社長がお伝えしておりました。

インテグレーターとロボットを導入するクライアントとの共同作業がロボット導入であると。

ロボットが出来ること、出来ない事がありますので、この辺りしっかり打合せしないと、ロボット導入は失敗に終わります。

まずはワークテストをすることが重要であると。

最後に、これから国も生産性向上を推進してきます。何が何でも直ぐにロボット化、または自動化をしていくと失敗に終わることがあります。理由は、自分たちの業務や工程がしっかり考えられているかどうか。一度、自動化してしまうと現状では、その工程を変えることは難しくなります。

今の仕事の見直し、改善活動を行い、その後にロボット化、自動化に取り組むことを強くお勧めします。

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