製造業経営コンサルタントの井上です。
2019年10月中旬に、半導体製造装置の部品加工の量が増えてきました。半導体業界が上り調子になるのを、米中貿易戦争で後押しになって、2017年春頃の急激に立ち上がって中小企業も疲弊したことがまた来ないか心配してます。
半導体製造装置の部品加工の量が増えてきたぞ。
— 井上雅史@船井総研 上席コンサルタント・エグゼクティブ経営コンサルタント (@masashi_i) October 23, 2019
デジタルファブリケーション技術とは?
これは良いことでもあるので、まだ良いのですが、最近少しづつ注視しているのが、「デジタルファブリケーション」というキーワードです。
デジタルファブリケーションとは、デジタルデータをもとに創造物を制作する技術のことである。3Dスキャナーや3D CADなどの測定機械により、自分のアイデアや個人の身体データ等をデジタルデータ化した上で、そのようなデジタルデータを3Dプリンターやレーザーカッターなどのデジタル工作機械で読み込んで造形する(図表4-1-3-7)。
(平成28年版 情報通信白書より)
デジタルファブリケーション技術から見たこれからの製造業
やはりポイントは、”デジタルデータをもとに創造物を制作する技術”ということです。
そのデジタルデータから実際に作り出す機械の中でも、3Dプリンタと組み合わさることで製造業の大衆化が進みます。
当然、3Dプリンタがすべて万能では有りません。異なる素材の組み合わせの部品や精度を要する部品など、いろいろまだ課題は多くありますが、用途的にすでに使用されている分野も多くなって来ています。
これは既存の製造業の中でも、確実に同じことをしていたら知らぬ間に仕事が減ってしまう加工分野もあるということです。
機械さえあれば、3DCADなどでデジタル的にものづくりをする。
実際のものづくりは機械がやってくれる未来は確実に来るでしょう。
少しアンテナを高くして、意識を少しだけ高くして、日常を過ごしましょう。
デジタルファブリケーションは「デジタルデータをもとに創造物を制作する技術のことで、3D CADなどでデジタル的なものづくり」へ転換していく概念。3Dプリンタ等の機械で自動で作るので、アナログからデジタルへの転換していく。
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