製造業 経営コンサルタントの井上です。

2019年4月(速報)の工作機械の受注高が発表されました。

4月の動向をしっかり見ないと言えませんが、戻りは早いかもしれません。

前月上記の通り申し上げましたが、下がりました。またその後、米中の貿易戦争が長期的になりそうな様相を呈しているので、少し気を引き締めて活きましょう。

次に日経からですが、どうして設備関連の統計で前年対比ばかりいうのか理解できない。以下に悪く見せるかに苦心している印象がある。

日本工作機械工業会(日工会、東京・港)が15日発表した4月の工作機械受注額(速報値)は前年同月比33.4%減の1086億円だった。受注額が前年を割り込むのは7カ月連続で、下げ幅は3月の28.5%減から広がった。深刻化する米中貿易摩擦の影響などを受け、外需(輸出額)・内需ともに投資を控えるムードが続いている。2018年の受注額が好調だった反動減も響いた。

内訳は輸出額が31.1%減の651億円、内需額は36.5%減の435億円だった。自動車部品向けの工作機械に強いジェイテクトグループは、4月全体で37.6%減と落ち込んだ。「米中貿易摩擦の影響で、顧客企業が新規投資を足踏みする傾向がある」としている。(日本経済新聞より

合わせて「鉱工業指数(付加価値額生産)工作機械関連」の2019年3月を掲載しておきます。

00★鉱工業指数(品目別)工作機械201903

2019年4-5月の工作機械に関連するニュース

東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

実質創業者の息子・稲葉善治会長からCEO(最高経営責任者)の座を4月に譲り受けたばかりのファナック・山口賢治社長は4月24日、山梨県忍野村の本社で開かれた決算説明会でそう語った。

日刊工業新聞 電子版

関西で長く愛されている優良企業180選 継承と革新のひけつ シリーズ ITソリューション企業総覧 人工知能(AI)/IoT/ロボットを活用した産業別ICT導入事例がサクッとわかる本

ニュースイッチ

 ファナックは本社(山梨県忍野村)構内にナノメートル(ナノは10億分の1)領域の精密な加工ができる工作機械の工場を新設する。生産能力を現状比2・5倍の年60台に増やす。高機能化でレンズ枚数が増えるスマ

ニュースイッチ

 DMG森精機は10月に中国で大寸法部品の加工に向く工作機械の生産を始める。現地の欧米航空機向けが好調なほか、中国の広域経済圏構想「一帯一路」政策で建設機械、鉄道車両向けの受注が増えている。日本からの

日本経済新聞 電子版

中部の工作機械メーカーが中国を中心とするアジアで生産を増強する。FUJIは今夏にも中国・昆山で旋盤の一貫生産に乗り出し、ブラザー工業は中国・西安工場の生産能力を4割引き上げる。工作機械市況は減速が続くが、中

日本経済新聞 電子版

中部地方の主な工作機械メーカー5社の2019年3月期の決算が14日、出そろった。同時に20年3月期の通期見通しを明らかにした4社のうちジェイテクトを除く3社の工作機械事業が前期に比べて営業減益を見込む。各社は過去に積

日経新聞 速報

工作機械製造を手掛ける中村留精密工業(石川県白山市)は6月末から自社の工作機械に人工知能(AI)機能を標準搭載する。気温など外部の環境変化によって生じる加工のズレなどを自動で抑制する。手動で機械の設定など

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