部品加工業の未来

ものづくり企業 経営コンサルタントの井上です。

2022年3月の産業機械の動向で特徴的な部分をお知らせします。

<一言 考察>

2022年2-3月での産業機械の上昇トレンドがある機械として半導体製造装置、建設機械と産業用ロボットが顕著です。

半導体製造装置は前回記事にしたので、ここではグラフだけ掲載しておきます。

建設機械の機械受注高の建設用機械も上昇が続いてます。日本建設機械工業会は2022年度の建設機械需要が前年度比5%増の2兆5632億円になるとの予測を発表しました。ロシアとウクライナの世界輸出に占める割合は約4・2%で、それほど影響は無いと考えられます。

(日刊工業新聞 電子版より)

産業用ロボットも数年前から見た場合では、2倍に受注高が上がっている。

産業機械全般に対して、多くは上昇トレンドは続いている。更に部品不足は続くと予想されます。現場でも部品不足が改善した話は、皆無です。しばらく調達は厳しい状態が続きます。

半導体製造装置 動向

建設機械 動向

鉱工業生産指数(品目)

機械受注額

産業用ロボット 動向

鉱工業生産指数(品目別)

機械受注高

貿易統計 輸出額

その他 経済指標グラフ化一覧

最新の経済指標をグラフ化して見ることによって、経済トレンドを把握することが重要。工作機械受注高、鉱工業生産指数、製造業国賠担当者指数(中国)(EU)、設備稼働率(米国)等を押さえておきましょう。

経済指標名
  産業機械 受注統計
 工作機械受注高 鍛圧機械受注
 機械受注統計      ※1 内務省HPへ
 機械受注高 (産業用ロボット) 機械受注高 (建設機械)
 製造業購買担当者指数
 製造業購買担当者景気指数(日本) 製造業購買担当者指数【PMI】(ドイツ)
 製造業購買担当者指数【PMI】(中国) 製造業購買担当者指数【PMI】(ユーロ圏)
 製造業景況指数【ISM】(アメリカ) 
 鉱工業指数
 鉱工業指数(生産)四輪自動車・自動車部品 鉱工業指数(生産)電子デバイス・電子部品
 鉱工業指数(生産)生産用機械工業 鉱工業指数(生産)電気計器・計測器
 鉱工業指数(生産)半導体・液晶製造装置・半導体部品・液晶パネル 鉱工業指数(生産)計測分析機器・精密測定機
 鉱工業指数(生産)工作機械 鉱工業指数(生産)金属製品工業
 鉱工業指数(生産)機械プレス 鉱工業指数(生産)炭素繊維
 鉱工業指数(生産)産業用ロボット 鉱工業指数(生産)水晶振動子
 鉱工業指数(生産)航空機部品 鉱工業指数(生産)段ボール箱・板
 鉱工業指数(生産)建設機械 鉱工業指数(生産)プラスチック製部品
 鉱工業指数(生産)食品・包装機械 鉱工業指数(生産)ファインセラミックス
 鉱工業指数(生産)ポンプ・圧縮機・油空圧機器等 鉱工業指数/設備稼働率(アメリカ)
 鉱工業指数(生産)普通鋼・特殊鋼等 
 生産統計
 建設機械生産統計(金額・台数)
 貿易統計
 貿易統計 商品別輸出額(全体) 貿易統計 商品別輸出額(電気機器)
 貿易統計 商品別輸出額(一般機械) 貿易統計 商品別輸出額(輸送用機器)
 特定サービス産業動態統計調査
 機械設計業エンジニアリング業
 その他
 ハイテクノロジー産業の国別付加価値額
 貿易収支
 景気動向指数