製造業経営コンサルの井上です。
そろそろ世界の製造業もやばい領域に入ってきそうです。
このまま行ってトランプさん今度の大統領選大丈夫なんでしょうか?
各国の製造業の状態を見ていきましょう。
<日本>製造業担当者景気指数
<日本>鉱工業指数
日本は、2015年=100としてみた場合、全体的にはそれほど悪くない状況で。先行きの見通しは、現場感では悪くなってきています。景気の先行指数を表す「工作機械受注高」を見ておいてください。悪いです。
工作機械受注高
<米国>ISM製造業景況指数
アメリカのISM製造業景況指数がここ数ヶ月で急激に悪くなっています。
<中国>中国 製造業購買担当者指数
中国は統計の正確性の問題はありあすが、同じ条件でのトレンドを捉えることが主眼として見てください。
良くはないですが、また上がろうとしている底堅さが少し見えます。
<ユーロ>製造業購買担当者景気指数
ユーロ圏も、悪いです。その中で特に経済を牽引してきたドイツが特に悪いです。次のグラフを参照。
<ドイツ>製造業購買担当者景気指数
ドイツはかなり悪い状況でしょう。中国への輸出減などが原因なのでしょう。
総 括
統計から見たら、かなり製造業の景況はグローバルで足並みを揃えて悪いという最悪な助教になったといえる。
実需はあるが、状況が悪い。米中貿易戦争(関税など」が影響している。結論、まだ長引くでしょう。