一言
今月も輸出額も増加が継続中だが、輸入額の伸びには追いつかず資源の高止まりや円安を背景に、巨額の貿易赤字を計上する状況が続いています。
今月は1ヶ月の輸出入額が過去最大になってます。ポイントや要因は以下の通りです。
<貿易収支>
●貿易収支が赤字となるのは15か月連続
●赤字額は去年の同じ月と比べて23.8倍に
(貿易赤字の要因)
●原油やLNG=液化天然ガスなどエネルギー関連の輸入額の増加
●エネルギー価格の上昇に加え、外国為替市場で円安が進んだ
・原油の輸入額はほぼ2倍
・LNGの輸入額は2.5倍
●円安が 1年前と比べておよそ34円、円安が進行
<輸入額>
●輸入額は11兆1638億円
●1か月の輸入額として過去最大
<輸出額>
●輸出が9兆15億円
●1か月の輸出額として過去最大
(輸出増加の要因)
●アメリカ向けの自動車の増加
●アジア向けの半導体など電子部品の増加
貿易収支 2兆1623億円の赤字 10月としては過去最大 円安などで
財務省が17日に発表した10月の貿易統計によりますと、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は2兆1623億円の赤字となりました。赤字額は、10月としては過去最大です。(NHKより)
貿易統計 商品別輸出額
貿易統計 国別輸出額
貿易統計 商品別輸出額
主要国購買担当者指数(PMI・ISM)
製造鉱工業生産能力・稼働率指数
貿易統計 商品別輸出額 一般機械
貿易統計 主要商品別輸出 電気機器
貿易統計 商品別輸出額 輸送機器
貿易統計 商品別輸出額 原材料別
貿易統計 商品別輸出額 化学製品
最新の経済指標をグラフ化して見ることによって、経済トレンドを把握することが重要。工作機械受注高、鉱工業生産指数、製造業国賠担当者指数(中国)(EU)、設備稼働率(米国)等を押さえておきましょう。
経済指標名 | |
産業機械 受注統計 | |
工作機械受注高 | 鍛圧機械受注 |
機械受注統計 ※1 内務省HPへ | |
機械受注高 (産業用ロボット) | 機械受注高 (建設機械) |
製造業購買担当者指数 | |
製造業購買担当者景気指数(日本) | 製造業購買担当者指数【PMI】(ドイツ) |
製造業購買担当者指数【PMI】(中国) | 製造業購買担当者指数【PMI】(ユーロ圏) |
製造業景況指数【ISM】(アメリカ) | |
鉱工業指数 | |
鉱工業指数(生産)四輪自動車・自動車部品 | 鉱工業指数(生産)電子デバイス・電子部品 |
鉱工業指数(生産)生産用機械工業 | 鉱工業指数(生産)電気計器・計測器 |
鉱工業指数(生産)半導体・液晶製造装置・半導体部品・液晶パネル | 鉱工業指数(生産)計測分析機器・精密測定機 |
鉱工業指数(生産)工作機械 | 鉱工業指数(生産)金属製品工業 |
鉱工業指数(生産)機械プレス | 鉱工業指数(生産)炭素繊維 |
鉱工業指数(生産)産業用ロボット | 鉱工業指数(生産)水晶振動子 |
鉱工業指数(生産)航空機部品 | 鉱工業指数(生産)段ボール箱・板 |
鉱工業指数(生産)建設機械 | 鉱工業指数(生産)プラスチック製部品 |
鉱工業指数(生産)食品・包装機械 | 鉱工業指数(生産)ファインセラミックス |
鉱工業指数(生産)ポンプ・圧縮機・油空圧機器等 | 鉱工業指数/設備稼働率(アメリカ) |
鉱工業指数(生産)普通鋼・特殊鋼等 | |
生産統計 | |
建設機械生産統計(金額・台数) | |
貿易統計 | |
貿易統計 商品別輸出額(全体) | 貿易統計 商品別輸出額(電気機器) |
貿易統計 商品別輸出額(一般機械) | 貿易統計 商品別輸出額(輸送用機器) |
特定サービス産業動態統計調査 | |
機械設計業 | エンジニアリング業 |
その他 | |
ハイテクノロジー産業の国別付加価値額 | |
貿易収支 | |
景気動向指数 |