製造業経営コンサルタントの井上です。
内閣府の機械受注高の内訳として「機械受注額」の中で「産業用ロボット(2018年6月)」の区分について今回は初めてグラフ化してみました。
機械受注高の内訳「機械受注額」に関しては、更に他の機械別受注額がありますので、随時、アップしていきたいと思います。
目的としては、できるだけ早い段階で景気動向を見極める目を養うことと考えてます。
では早速「産業用ロボット」の「機械受注額」のグラフを見ていきましょう。
(筆者作成)
如何でしょうか?確かに5月、6月はマインドが一瞬下がったのですが、産業用ロボットの受注額からも見て取れます。5月6月はトランプ大統領が貿易戦争を始めて段階で、関税の話がどんどん出来てきた時期です。
今後は、実需が多いのは間違いないですが、景気動向に大きな影響を及ぼすのは、やはり政治的要因がより大きくなっていくと予想します。