製造業・部品加工業・ロボットSIer・メーカー 専門コンサルタント(井上雅史)のブログ
【製造業コンサルタントの視点】

産業用ロボットは頭脳は共通になる

産業用ロボットは、有効であるが使いづらいのが現状です。

パートのおばちゃんでも使えて、初めて使えるロボットといえるでしょう。

今はまだ、産業用ロボットと本当の意味で使ったことがないメーカーが売っている状態です。

20年以上前のパソコンと同じ状況ですね。

その頃のパソコンは使えなかったですよね。今考えると。

近い将来、パソコンやスマフォみたいに誰でも使える時代が来るでしょう。

必然です。

共通することは、メーカー主導ではないこと。(Appleは例外です。)

いわゆる汎用機であるパソコン、スマフォが使えるのは、アプリケーションがあるからです。

しかも多くのアプリケーションのデータは、様々なメーカーのパソコン、スマフォで読み込んで使えるものが多くあります。代表的なものは、言わずと知れているマイクロソフトのOfficeです。

産業用ロボットでも、同じことが起こると確信しています。

それはハードメーカーから変化が起こるのでなく、制御側、ソフト側から起こる。

機械学習

機械学習とは、データから反復的に学習し、そこに潜むパターンを見つけ出すことです。 そして学習した結果を新たなデータにあてはめることで、パターンにしたがって将来を予測することができます。 これは予測分析におけるモデル構築の自動化につながり、データサイエンティストの人材不足を補うものになると、大きく期待されています。

人工知能の分野である「機械学習」は、ハードメーカーが自ら開発していくことは、難しいからです。

その兆しが少しづつできてきてます。

産業用ロボットの頭脳を開発するOsaroがPeter Thiel氏などから330万ドル調達

産業用ロボットも制御(OS)が同じであれば、どこのメーカーのものでも基本問題はないのです。

現在のスマートフォンやパソコン、家電と同様なサプライチェーンになる可能性があります。

ユーザーにとっては、大きなメリットがありますが、産業用ロボットメーカーは死活問題になりかねません。

しかし、OS共通やティーチングレスに向かわないと産業用ロボットの普及が爆発的に進まない。

いろいろな思惑の中、最終的にはユーザーの利便性(欲求)に向かって変化が起きていくでしょう。間違いなく。

産業用ロボットメーカーやインテグレーターなど、様々な立場で、変化の方向に合わせた具体的な行動を早くやったものが生き残れるのか知れません。

ABOUT ME
井上 雅史
(株)船井総合研究所  上席コンサルタント/ エグゼクティブ経営コンサルタント/シニアエキスパート    ●製造業分野のトップコンサルタント    ●船井総研 実績5位(2017年)→実績2位(2018年現在) 高校3年から経営コンサルタントを目指す。理系なので大学で経営工学を専攻。前職(タナベ経営)の最終面接の後に交通事故入院3週間。。。終わったと思ったら合格。タナベ経営 → 船井総研。 コンサルティグ分野は、受託系組立・金属加工業・樹脂加工業から、メーカーの産業機械(工作機械、半導体・液晶装置、印刷製本紙工機械、包装機械、化学機械、真空装置・真空機器、試験・分析機)など、また、修理・メンテナンス、エンジニアリング商社産業財を中心として、圧倒的経験値と実績があります。 特に、経営戦略・マーケティング戦略構築の攻めから、即効性だけでなく永続的に成長できるコンサルティグがポリシーです。また、クライアントの再生や株式公開に導くなど実績は多数。
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