【 経済指標 】

半導体製造装置の受注はバブルなのか?

製造業コンサルタントの井上です。

10月下旬位から、半導体製造装置メーカーや工作機械、建機と受注が膨らんでいる。

特に半導体製造装置メーカーの受注はバブルの様相を呈しています。この状況がどの程度続くのか考えてみた。

半導体製造装置関連ニュース

半導体産業は空前の好況、今後20年は右肩上がりの強気予想も
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 半導体製造サプライチェーンの国際展示会であるSEMICON Japanが開幕する2017年12月13日まで、あとわずかとなりました。この時期になるとSEMIジャパンへの取材が増え、インタビューを受ける機会が多くなるのですが、そのた

クリスタルサイクルから、ハイパーサイクルへの根拠

過去、半導体製造装置に関しては、クリスタルサイクルと呼ばれ良くなっては急激に受注が下がることを繰り返してきました。その為、多くの経営者は、どうせまた落ちると考えている人が多いです。
今回はかなりの実需が伴っており、少なくとも2018年は現状と同じトレンドで進みそうです。
いろいろな見方があるので、私も現在、検証中ですが、現状の見解は以下のとおりです。

2017年におけるスマートフォンの年間出荷台数が15億3480万台となるなど”安定受注先”があり、半導体メーカーが投資しやすくなっている。

またスマートフォンだけ見ても、1台当たりの半導体の使用個数が増えていること。

今後は、ARや自動車関連のパワー半導体、AIチップなど、さまざまな用途が広がり、まだまだ半導体が足りないという認識です。当然、IoTが進むことも大きな要因です。

最大の要因は、半導体の性能が向上して出来ることが多くなっている為、さまざま用途が考えられ需要が拡大して、その結果、半導体製造装置の需要が伸びていると考えてます。

3次元化(積層)、サーバー関連、自動運転車が伸びる長期的に半導体産業は、まだ伸びる

先程も申し上げましたが、EVや自動運転など自動車産業で半導体の使用がより進むことは間違いないことです。
単純に考えて、1台当たりの半導体使用数が数百個と言われてます。今後、レベル3の自動運転車がどんどんでてくることは間違いないです。またその先には、レベル4の自動運転車もでてくると思われます。これから5~10年後としたら、もうそろそろ設備投資をしたり準備の段階に入っているはずです。それが、今なのかもしれません。

また半導体の3次元化(積層)が進んでいます。

3次元半導体、装置株を左右 設備投資の恩恵に差
日経ビジネスオンライン最新記事

 株式市場で半導体装置株の評価が分かれている。半導体メーカーの活発な設備投資を追い風に、2018年3月期は大手7社のうち5社の連結純利益が過去最高となる見通しだ。好業績にもかかわらず、株価は一様ではなく、

まだまだ半導体の用途は、無限であり技術も進んでいきます。

半導体製造装置の部品を作るには、金属加工業が現状でも逼迫してます。更に伸びていった場合は、サプライヤーが悲鳴を上げて対応が難しくなってしまう時期がくるかもしれません。

自動運転で急激に注目を集める、車載半導体市場の行方(前)

半導体は、“産業の米”と呼ばれているが、最近、自動車分野での半導体に熱い視線が注がれている。これまで半導体は、コンピュータに搭載されることによって市場を伸ばしてきたが、その軸足をモバイルに移しつつあるのが現状である。ところが将来、自動運転などで自動車に半導体が多く使われることが予想され、グロバール半導体メーカーは大型M&Aなどで車載半導体市場に参入しようとしている。


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プロフィール

(株)船井総合研究所 上席コンサルタント/

エグゼクティブ経営コンサルタント

●製造業分野のトップコンサルタント

●船井総研内上位トップ5(2017年)

高校3年から経営コンサルタントを目指す。理系なので大学で経営工学を専攻。前職(タナベ経営)の最終面接の後に交通事故入院3週間。。。終わったと思ったら合格。タナベ経営→船井総研。コンサル分野は製造業がメイン。

受託製造加工業 QCD生産性を向上させる賃金評価制度

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