コンサルタントの視点

就職先として中小製造業は人気業種になるはず

製造業コンサルタントの井上です。

10月に入ってからの装置業を中心とした製造業の仕事量が、うなぎ上りで活況です。

めちゃくちゃ景気がいいです。半導体製造装置や工作機械、建設機械等の製造メーカーやその下請けである部品加工業など、誰が作るんだというくらい仕事量があります。作りきれないのではという感じです。

このような状況の中、採用難の状況が続いています。

多くは、大企業の製造業やIT系などに人が集まり、地域の中小企業に人が集まらないつらい状況です。

 

今後の景気動向や人口動態を見てくと、明らかに内需型のビジネスは厳しい状況になります。

内需 = 人口

が重要になるからです。それに対して製造業はまだ輸出産業だから良いのです。

出典:国連人口基金東京事務所より)

ただ、製造業 = 輸出産業 と書きましたが、単純にそうではありません。

製造業のでも、消費財と生産財、資本財等に分かれてきます。

消費財は、非耐久消費財、耐久消費財にわかれますが、非耐久消費財は単純に言えば、消費者が日常に使用する1回きりで消費される製品のことです。具体的には、食品、紙、医薬品等です。また耐久消費財は、自動車に代表される長期間使用される財のことをいいます。

これら消費財は、国内生産=国内需要向け、海外向け=現地生産という図式が、例外はありますが基本的に成り立っています。

となると消費財系の製造業は、国内需要が減少すると国内での雇用は絞る傾向になるといことです。

また生産財は、最終生産物である消費財の生産に用いられる財の総称です。要は、消費財を製造する為の製造設備や部品などが上げられます。

先程上で述べた”製造業はまだ輸出産業だ”というのは、生産財のことです。

この生産財の製造業は、装置メーカーやロボットメーカー、その部品等を製造する部品加工業などがあります。

これら生産財の製造業は、下請け会社であっても、その納入先である装置メーカー等が輸出をしているので、必然的に世界経済が伸びれば輸出が伸びて、仕事が増えるという図式が成り立ちます。

現状がその状態です。

今後、10~20年という長い目で見た場合、内需型ビジネスよりも転勤も比較的少なく、輸出も直接間接的に行っている生産財メーカーの方が、長く安心して働ける会社に映り魅力的に見え、人気がでるのではないかと密かに思っています。

しかし儲かっていないと結局は、給料が低いという理由で、集まらないという状況になることも予想されます。

ぜひ現在叫ばれている、生産性向上に対して積極的に取り組んで、収益性を上げて少し先の未来に対処できるように準備をお願いします。

 

 

 

 


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